(2)[Tips for campervan travel] キャンピングカーの運転の注意点は?

キャンピングカー旅の達人、川南 大士がお伝えするキャンピングカー旅のコツ

大型のキャンピングカーは運転に注意が必要です。

  1. 車の高さの注意
  2. 車の長さの注意
  3. スピード
  4. カーブと死角

キャブコン(キャブコンバージョンの略)タイプのキャンピングカーは、トラックなどの運転席(キャブ)を残し、その後ろの荷台部分に居住スペース(シェル)を架装したキャンピングカーのことです。室内は広く、立ったまま移動でき、キッチンやベッド、収納なども完備され、まるで「走る家」のような快適性が特徴で、ファミリー層や長期旅行者に人気ですが、車高が高く、燃費や小回りが苦手な面もあります。 

キャブコンの主な特徴

  • 高い居住性: 室内高が高く、車内で立ったまま移動でき、大人数での利用や長旅に適しています。
  • 豊富な設備: キッチン、トイレ、ベッド、エアコンなどを搭載でき、充実した快適な生活空間が魅力です。
  • 広い収納: 大きなキャンプ用品も積める十分な収納スペースがあります。
  • ベース車両: 主に小型トラックやハイエースなどが使われます。

大型のキャンピングカーは、普通車と違い、運転に注意が必要です。

その注意点を記載していきます。

1.車の高さの注意

キャブコンタイプの車の高さは、高さが約3mです。ベンチレーターのカバーやルームエアコンの室外機などが車の天井部に設置されているタイプは3m以上の高さのキャンピングカーもあります。

屋根のある駐車場や、ビルの中にある駐車場に入れないところがほとんどです。

屋根の無い青空駐車場に駐車しましょう。

道の駅のトイレの前などには、ルーフがある駐車場もあります。

車いす使用者や歩行困難な人が安全に乗り降りできるようにルーフを設置している場合がありますが、うっかりこういうところにキャンピングカーを停車させた場合、ルーフと車の屋根部分が接触することもありますので、絶対に侵入しないようにしましょう。

また、ハンバーガーショップのドライブスルーなどにも侵入するのことはできません。

コインパーキングの出口精算機に雨除けのルーフがあるところも、近づきすぎると車両上部と接触することがあります。精算機と車の距離をおいて、車から降りてお支払いをするようにしましょう。

キャンプ場の敷地内には、木が多い茂っているところもあります。

その木の枝と、キャンピングカーの横面が接触し、車に擦り傷ができることもあります。

十分にご注意下さい。

2.車の長さの注意

キャブコンタイプのキャンピングカー車両長さは約5mで、中には5.3mの長さがあるタイプもあります。

日本の一般駐車場は、長さがだいたい5mでできているところがほとんどで、キャンピングカーがギリギリ入る広さの駐車場がほとんどです。

もう少しバックしておこうと後退しすぎた結果、後方に駐車中の別の車に接触する事故もあります。

 

バックミラーやバックモニターだけを見て後退した結果、ガチャンっと後ろの壁などに接触したこともあります。

バック駐車する場合は、同乗者の家族や友人が後方安全確認の為に立ってもらい協力しながら駐車するようにお願いします。

※上の画像は、駐車スペースが広く規格されたRVパークでの駐車画像

3.スピード

これまで大型のキャンピングカーの高さと長さについて記載してきましたが、運転する時も普通車とは違い注意が必要です。

大きなキャンピングカーは、横からの風にもとても弱いです。

特に海の近くや、橋を通過する時などは、時より強い横風でハンドルが取られてしまうこともあります。

小高い場所に作られた高速道路などでは、80km/h以下のスピードで走行することが重要です。

普通車と同じ感覚で100km/hのスピードで走行し、キャンピングカーが転倒した事故も発生しています。

北海道には、鹿やキツネなどの野生動物が道路に出没し、車と接触する事故もあります。

野生動物は特に夕方から夜間の出没が多いです。

4.カーブと死角

車両の長いキャンピングカーは、カーブを曲がる時も、スピードを減速し、ゆっくり大きく曲がる必要があります。

トラックがカーブで曲がる際に働く「遠心力」は、速度が速いほど、カーブが急(半径が小さい)ほど、車体が重いほど(特に重心が高い・荷物が偏っている場合)強くなり、外側へ飛び出そうとする力で、横転や車線はみ出しのリスクを高めます。安全のため、カーブ手前での十分な減速と、カーブ中は一定の速度でスムーズなハンドル操作を行い、急ブレーキや急ハンドルを避けることが重要です。

また十字路交差点などで、特に左折または右折する際も注意が必要です。内輪差(ないりんさ)と言って、車がカーブを曲がる際に、前輪の通る軌道と後輪の通る軌道(特に内輪側)に生じるズレ(差)のことです。前輪が通り過ぎても後輪が内側を通るため、自転車や歩行者が巻き込まれる事故(巻き込み事故)や、縁石に乗り上げてしまう原因となり、特に大型車やホイールベースが長い車で大きくなるため、運転時に強く意識する必要があります。

トラックベースのキャンピングカーは、普通車より死角が多いです。

特に左側が見えずらい部分が多いです。

直接目視による確認と、サイドミラーで確認すること、あとは助手席に乗っている家族やパートナーに左側に通行者や歩行者がいないか安全確認を手伝ってもらいましょう。

レンタル時には、上記のようなキャンピングカーの運転のコツや注意点などもご説明をしています。

せっかく楽しいキャンピングカー旅が、一度、事故が起きてしまうと、まったく楽しくない旅行になってしまいます。

そうならないように、できる限りのお手伝いをさせて頂きたいと思っています。

旅の計画を考える時は、

Googleマップで目的地までが2時間だとしたら、1.5倍の3時間が必要だと考えるとよいでしょう。

小さなお子様がいる場合は、1時間に1回程度の休憩も必要となると思います。

長距離運転や夜間の運転は避ける、焦らず、急がず、時間に余裕をもって慎重に運転しましょう。

キャンピングカー所有者、トラック運転手だから大丈夫!という方も過去に事故のトラブルがありました。

キャンピングカー旅は、家族や友人、パートナーとの協力が絶対に必要です。

小さなお子様の係は、運転中に鹿やキツネが出てこないか見張る係で、とても重要です。

Hokkaido Campervan Rental

“with DO CAMPER

キャンピングカー旅の達人、川南 大士/Taishi Kawaminami

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