5-[Tips for campervan travel] キャンピングカーのルームエアコンとFFヒーターについて

キャンピングカー旅の達人、川南 大士がお伝えするキャンピングカー旅のコツ

キャンピングカーの室内温度を調節機器、夏季シーズンに使用するルームエアコンと、冬季間に使用するFFヒーターについてご説明します。

キャンピングカーの室内温度を調整する機器

  1. ルームエアコン
  2. FFヒーター
  3. ベンチレーター

1.ルームエアコン

「北海道の夏、7月や8月は日本の中でも涼しいですよね?」というご質問もよくあります。

私が子供の頃の数十年前は、確かにそうだったかもしれません。

しかし、近年の北海道の夏は、気温がかなり高くなる時もあります。

2025年の7月は、日本の中でも一番気温が高いエリアが北海道?という時期もありました。

キャンピングカーのエンジンをかけている間は、カーエアコンで車内は涼しい状態になります。

しかし、夜間にエンジンを切って就寝する場合、昼間の気温の高さが、夜間でも下がらず、35℃のままという夜もあります。

また、日本独特の湿度の高さが快適な就寝を妨げる時もあるでしょう。

そこで活躍するのは、ルームエアコンです。

キャンピングカーにルームエアコンの装備が付くようになったのは、今から5年前くらいからでしょうか。

それまでのキャンピングカーには、カーエアコンのみで、ルームエアコンの装備がないものが多く、夏場は窓を開け、ベンチレーターを回して、風を通す程度の対策しか取れませんでした。

ルームエアコンがあると、温度調節と共に、高い湿度も解決してくれる優れものです。

ルームエアコンを使用するには、オートキャンプ場やRVパークにある外部充電に接続して使用する必要があります。

もし外部充電を繋げないで、エアコンを使用した場合、サブバッテリーは3時間程度ですべての電気を使い切ってしまうことになります。

また、運転をしている間も、ルームエアコンをつけたままにしておくと、走行充電がされず、その日の夜はサブバッテリーの残量がない状態になってしまう可能性もあります。

運転中は、ルームエアコンをOFFにして、カーエアコンで車内を涼しくすると良いです。

 

 

2.FFヒーター

世界で一番多くの雪が降ると言われる日本の中でも、冬の北海道はパウダースノー(Powder Snow)と呼ばれる、気温が低い時に降る、水分が極めて少なくサラサラとした粉状の雪のことです。雪の結晶がそのままの形で降り積もるため、ふわふわとした軽い手触りが特徴で、スキーやスノーボードでは独特の浮遊感を味わえるため人気が高い雪質です。

冬の北海道は、外気温が-10℃〜-20℃以下になることもあります。

そこで活躍するのが、キャンピングカーのFFヒーターです。

キャンピングカーのFFヒーターは、燃料(軽油・ガソリン)を燃焼させ、温風だけを車内に循環させる安全な暖房装置です。エンジン停止時もサブバッテリー電力で動作し、極寒の冬でも快適な車中泊が可能になります。低燃費で乾燥もしにくく、多くのキャンピングカーで必需品となっています。

FFヒーターのコントロールスイッチには、主に「ダイヤル式(回転スイッチ)」と「デジタルタイマー式(液晶ディスプレイ)」の2種類に分かれます。前者はシンプルで直感的な操作が可能、後者は高機能なタイマーや温度管理ができます。

FFヒーターで燃焼させる燃料は、車の燃料タンク内に車両のメイン燃料(ガソリンまたは軽油)を専用ポンプで吸い上げて使用し、1晩約3リットル程度の低燃費でエンジン停止時も暖房可能です

FFヒーターの注意点は、

1-積雪・排気口の閉塞(重要)
車外の排気口が雪や泥で塞がると、排気が逆流し一酸化炭素中毒になる危険があります。就寝前や起床時は必ず確認してください。
停車時は排気口の風下側に雪を積み上げないよう注意します。
2-サブバッテリーと電圧
FFヒーターは着火時に大きな電気を消費します。バッテリー残量が少ない(12.5V以下など)と動作しないため、電圧管理が必要です。ヒーターを作動させる時の1時間程度はエンジンをかけながらヒーターをONにするとよいです。
3-燃料残量
燃料タンクが1/3以下になると安全装置が作動し、ヒーターが止まる車両が多いです。お客様には1日1回の給油をお願いしています。
4-火災リスク
温風吹き出し口の近くに燃えやすいものや、熱で溶けるものを置かないでください。
5-走行時の使用中止
故障を防ぎ、安全のため走行中は使用を避けるようお願いしています。特に、ガソリンスタンドなどに燃料を入れている時にヒーターの排気口から高温の排気が出ていると大変危険です。必ずOFFにしましょう。

 

 

3.ベンチレーター

キャンピングカーのベンチレーター(ルーフファン)は、天井に設置して車内の熱気、湿気を強制排気する換気装置です。特に夏場に窓を開けて吸気、ファンで排気することで効率的に空気を入れ替え、結露防止や快適な温度環境を保ちます。

窓を1カ所空けて、ベンチレーターを回すと、車内の空気が一機に喚起されます。

ベンチレーターの注意点は、

1-走行中にカバーを開けたままにすると破損しやすいので使用はしない。
2-雨が降ると、車内にも雨漏りする可能性があります。
3-ベンチレーターはサブバッテリーの電力を使用します。バッテリーの残量を定期的にチェックして下さい。

 

 

今回は、ルームエアコンとFFヒーター、そしてベンチレーターの話しですが、これらの電気設備を使用するのも、サブバッテリーが関わっています。

サブバッテリーにしっかり充電してあげること、そして節電を心がけると、Camper Tirpがトラブルなく快適にできるようになります。

 

 

Hokkaido Campervan Rental

“with DO CAMPER

キャンピングカー旅の達人、川南 大士/Taishi Kawaminami

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。