
キャンピングカー旅の達人、川南 大士がお伝えするキャンピングカー旅のコツ
毎回、お客様から言われるのが、「バッテリーはどのくらいの時間、つかえるのか?」、「外部充電は必要ですか?」
そこで今回は、キャンピングカーの、バッテリーと充電についてご説明します。

バッテリーと充電方法は?
- キャンピングカーのバッテリーについて
- どのくらい電気を使用するのか?
- 充電方法は?
1.キャンピングカーのバッテリーについて
キャンピングカーには、大きく分けて2種類のバッテリーを装備しています、
1つ目は、エンジンをかけて車を動かす為のメインバッテリー。
主にエンジンの始動、電装品への電力供給などに使用されます。エンジン始動時にはセルモーターを回す大きな電力を供給し、走行中はオルタネーター(発電機)で作られた電気を充電し、ライトやカーエアコン、エンジン停止中も、時計やドアロック(セキュリティ)の設定を記憶保持するカーナビなどの電装品へ安定した電気を供給します。
車両によって、メインバッテリーが1個の物と、2個の車両があります。
2つ目は、サブバッテリー。これはエンジン停止中にキャンピングカーの電化製品(冷蔵庫、照明、FFヒーター、テレビ、電子レンジなど)を動かすための「専用電源」です。メインバッテリーとは独立しており、停車時のバッテリー上がりを防ぎつつ、快適な車中泊やアウトドア生活を実現します。
こちらも車種によって、1個~3個など、その車の電気設備を動かすのに最低限必要な数のバッテリーを積んでいます。

2.どのくらい電気を使用するのか?
皆様から多くの質問をされる、「バッテリーはどのくらいの時間、つかえるのか?」という質問は、サブバッテリーがどのくらい充電されており、どのくらい電気を使用するのかによります。
と言っても、ちょっと一般の方にはわかりにくいので、当社ではわかりやすくする為に、バッテリー残量計を取り付けています。
そして、お客様がキャンピングカーでどのようなプランで旅行しようとしているのか、持ち込んだ家電製品は何か(携帯電話、パソコン、ヘアドライヤーなど)、どこに宿泊しようと考えているのか、などを簡単に伺い、その注意点などをご説明しています。
例えば、1日目2時間の運転時間で道の駅に宿泊、
2日目は1時間運転時間で途中ハイキングをしながら道の駅で宿泊、
3日目2時間の運転時間で観光スポットを回りながら道の駅で宿泊。
夜間は、照明をつけて、インバーター(サブバッテリーに蓄えられた12Vの電気を、家庭用コンセントと同じ100Vに変換する装置)を使用してパソコンを使用して、冷蔵庫も動かしたままで、という感じだと3日目くらいにはサブバッテリーの電気は容量をすべて使い切ってしまうことでしょう。
それではどうしたら良いのか!?という点を次にご説明します。

3.充電方法は?
サブバッテリーの充電方法は、主に2つです。
1,走行充電
これはエンジンをかけると自動的にメインバッテリーを経由して、サブバッテリーにも充電される仕組みになっています。
皆様には、4~5時間以上/日、エンジンをかけていれば、だいたいはサブバッテリーが満充電されるとような構造になっています。
しかし、2個、もしくは3個のサブバッテリーの電気をすべて使い切ってしまった場合、1日5時間、エンジンをかけてもすべてのバッテリーが満充電されないと思います。
走行充電は、運転しながら、カーナビやカーエアコンなど、車を動かすのに必要な電気を消耗し、残った電力をサブバッテリーに充電されています。
つまり、ゆっくり充電されます。
2、外部充電
オートキャンプ場やRVパークなどにある外部充電を接続するとサブバッテリーが充電されます。
北海道の多くの外部充電は15アンペアの電流なので、こちらもゆっくりサブバッテリーに充電されます。
オートキャンプ場やRVパークに到着したら、すぐに外部充電に繋いで、次の日の朝、出発前に外部充電を取り外すと良いです。
車両の一部には、エンジン停止中に使えるルームエアコンの装備がある車両もありますが、ルームエアコンを使用する場合は外部充電は必須となります。
外部充電を使用しないで、ルームエアコンを使用すると、3時間ほどをするサブバッテリーの電力がすべて消費されると思います。
道の駅や高速道路のパーキングエリアにある電気自動車(EV)の急速充電では、サブバッテリーは規格が違うので充電できません。
3,ソーラーパネル
車両の一部にソーラーパネルが車両屋根部分に取り付けてあるモデルもあります。
しかし、ソーラーパネルでの発電は、かなり弱く、ゆっくりゆっくりゆっくりと充電されると考える良いです。

結論として、
キャンピングカー旅の重要なポイントであるサブバッテリーへの充電は、
1日4時間以上はエンジンをかけること。
1日4時間以上エンジンをかけないのであれば、外部充電を繋げることができるキャンプ場やRVパークに宿泊すること。
この2点が重要です。
私の感覚では、運転をしない状態でエンジンをかけるアイドリングでは、4時間で燃料消費は2~3リットルくらいです。
1リットルのガソリンの価格が160円で、3リットル(4時間のアイドリング)のガソリンを消費すると、480円くらいで充電されると考えると、外部充電をするよりも、安いのでは?と考えることもできます。
冬期間に使用するFFヒーターにもサブバッテリーの電力を使用します。
サブバッテリーの電力が不足すると、夜間にヒーターが停止することもあります。
キャンピングカーは、ホテルと違って、電気を使いたいだけ使える訳ではないので、
限られた電力で、どのように上手く旅行するのか、という考える旅行が必要なところが、面白いと思っています。
今回は、ちょっと難しいバッテリーの話しでした。
それを楽しめるか、どうかはあなた次第!
上手く旅行ができた時のBeerは、格別に上手いものです。
Hokkaido Campervan Rental
キャンピングカー旅の達人、川南 大士/Taishi Kawaminami



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